くらし情報『「うつくし」ものに心ほぐれる。古きものから美を紡ぐmatohuの眼差し【2017春夏ウィメンズ】』

2016年11月22日 21:00

「うつくし」ものに心ほぐれる。古きものから美を紡ぐmatohuの眼差し【2017春夏ウィメンズ】

まとふ17SSコレクション

まとふ(matohu)がAmazon Fashion Week TOKYO 2017 S/S期間中の10月18日、スパイラルホールで2017年春夏コレクションを発表した。プレーンな照明に照らされ、白く浮かび上がったステージ。鈴のような鉄琴の音が響き渡る中、モデルが現れショーはスタートした。今回のコレクションのテーマは「うつくし」。古代の日本語で「うつくし」は美しいという意味ではなく、愛らしい、キュート、かわいいといったことを表す言葉だったという。「民藝の人形や器などかわいいものを集めるのが大好きなのですが、そういうものは、心がほぐれて優しい気持ちになりますし、人の心を慰める伴侶としてずっと存在してきたと思うのです。今回のコレクションの服も、ディティールを含めて着る人や見た人の心が和らぎ、優しい気持ちになったらいいなという願いを込めて作りました」とデザイナーの堀畑裕之氏は語る。ジャカード織のニットには、“小さきひと”の子どもの姿や、千鳥、つばめなどの柄が織り込まれ、その他にもピーナッツ柄の刺繍やドレープ、レース、タックを使い、繊細で女性らしいイメージを盛り込んだスタイルで「うつくし」を表現。

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