老舗フルーツパーラーゴトーの進化し続けるパフェに舌鼓【パフェの名店_02】
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浅草駅から花やしきを通り過ぎ、少し歩いたひさご通り商店街にあるフルーツパーラーゴトーは、昭和21年の創業の老舗フルーツパーラーです。本日のフルーツパフェを始めとするパフェは常時7種類ほど、他にも生絞りフルーツジュースやフルーツサンド、ホットケーキなどを食べることが出来ます。通年メニューには自家製ジャム×老舗パン屋・ペリカンのトーストも!売り切れ必須のペリカンの食パンに、おいしいジャムを付けて食べるなんて至福の体験が出来るのも、浅草の老舗同士のお付き合いがあってこそでしょう。店主の後藤浩一さんが作るパフェは、日々進化し続けています。「フルーツは大田市場からの仕入れを中心に、品種によっては産地の農家さんから直接仕入れています。去年はピンとこなかった品種でも、翌年おどろくほどおいしい物が出てくることがよくあるので、たくさんの種類のフルーツを全国から集めるようにしています」と後藤さんは語ります。主役はあくまでもフルーツ。そこへコンフィチュール、果実で作ったアイスクリーム、生クリーム、シロップが合わさってパフェは完成。
レシピはすべて自家製です。コンフィチュールのレシピは先代から受け継いだものですが、アイスクリームは後藤さんが試行錯誤の末に辿り着いたレシピで作られたものなのだそう。フルーツがずらり12月は、あまおうやとちおとめなどのいちごのパフェ(税込1,230円)が登場。瑞々しいいちごと、なめらかな舌触りの生クリーム、ところどころシャリシャリのいちご入りアイスクリームが層となった、赤と白のパフェです。いちごの酸味と、コクのあるクリームのバランスが絶妙で量も丁度よく、暖かな店内で冷たいパフェを堪能する幸福感に浸りながら、あっという間にパフェを完食。食べ終わるとすぐに、名残惜しい気持ちと、来月のフルーツは何だろう、後藤さんはそれをどんなパフェにするのだろう…という期待が生まれます。こんな風に多くの人が後藤さんのパフェに魅了されるため、どんどんリピーターが増えるのは無理もありません。真っ赤なピカピカのいちご以前は、広告代理店のデザイン部門に勤務する会社員だった後藤さん。
独立後、兼業で実家のフルーツパーラーを手伝っていましたが、専念することに決め、独学でパフェ作りを学び、今に至るそうです。「自分が食べたいと思うメニューに絞ってお出ししています。パフェは生クリームの濃度や、フルーツの組み合わせに特に気を遣っていますね。彩りや盛り付けのバランス感は、デザイナー時代の経験が生きているかもしれません」と笑顔で語ります。後藤さん自身もパフェが好きで、時間を見つけては食べ歩き、研究を欠かさないのだそう。老舗の看板におごることなく、ひたむきにおいしさを追求し、レシピを磨き続けているフルーツパーラーゴトー。浅草散策のついでといわず、季節ごとに訪れ、パフェを楽しみたいお店です。【店舗情報】フルーツパーラーゴトー住所:東京都台東区浅草2-15-4電話:03-3844-6988時間:11:00~19:00定休日:水曜、不定休>> 特集【パフェの名店】を見る
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