2017年2月21日 19:00
ミュウミュウのショートフィルムプロジェクト、クロエ・セヴィニーが手掛けた最新作『Carmen』を公開
Brigitte Lacombe
ミュウミュウ(MIU MIU)のショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES(女性たちの物語)」から、第13弾となる『Carmen』が公開された。2011年にスタートした本プロジェクトは、国際的に活躍する女性監督たちが撮影を手掛け、“21世紀の女性らしさ”を鋭い視点で捉えながら、オリジナリティー溢れる手法よってシネマチックな世界を描き出している。作品を通じてミュウミュウのコレクションが重要な役割を果たしており、ウエアやシューズ、バッグなどが、物語を牽引するファクターとなっている。最新作の『Carmen』では、女優や映画監督として活躍し、過去には同メゾンの広告キャンペーンでモデルを務めた経験を持つクロエ・セヴィニー(Chloe Sevigny)が監督・脚本を担当。主演はカルメン・リンチ(Carmen Lynch)が務めた。物語の主人公はスタンダップコメディアン。ステージ上で観客と向き合うことで、自身のルックスや夢、そして、現代社会に交わるという奇妙な“儀式”に向き合う姿が描かれている。行き交う街の背景になっているのは、ポートランドの路地裏やスーパーマーケット、明かりが消えかかるショーのネオンサイン。