2017年3月6日 20:00
トッズ、アウトドア要素との出合いで新鮮さが蘇る【2017-18秋冬ウィメンズ】
2月24日、トッズ(TOD'S)が2017-18年秋冬ウィメンズコレクションをミラノで発表した。前任のクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドラ・ファッキネッティ(Alessandra Facchinetti)退任後、デザインチームが全てを手がけている。今季のテーマを「OPEN AIR」と銘打って、アウトドア・乗馬のアクティブな要素を盛り込み新鮮さが蘇った。コレクションの要となるのはビッグサイズのアウター。フード付きのロングコート、異素材をミックスさせたスキージャンパー風コート、レザー仕立てのダウンコート、乗馬を連想させるトレンチコートなど多種多彩。防寒性と機能性を備えたメンズライクなアイテムだが、ステッチや色の切り替えといったディテールで女性らしさを残し、イタリアの上質なレザーやファブリックを用いることで、品の良さもバランス良く保っていた。ウエストで折り返したレザーのワークパンツ、ロングブーツなど馬具のエッセンスは随所に見られた。数少ないが、ドレープの効いたナイロン素材のスカートや、膝丈長めレングスのレザースカートなどフェミニンなアイテムも登場。
ショー最中にはアーティストのトーマス・デ・ファルコ(Thomas De Falco)