コム デ ギャルソン、膨らむシルエットで定義する未来のファッション【2017-18秋冬ウィメンズ】
川久保玲によるコム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)が3月4日、パリ・モンマルトルの麓にある劇場、エリゼ・モンマルトルを会場に2017-18年秋冬コレクションショーを行った。コレクションテーマは「the Future of Silhouette」。未来のシルエットを独自の解釈で造形的に表現した。使用された素材は、フロッキー加工シートやラミネートシート、リサイクルフェルト、中綿素材など、織られていない“アンファブリック”なものばかり。大きな作品ではシルエットの維持が難しくなるが、軽い素材には芯地を用いて張りを出し、重い素材には樹脂で固めた土台を用いている。シリコンでレース模様を描いたドレスや、ドレープパーツを飾ったクラフト紙のドレスなど、独創的な作品で構成。それぞれがテーマを共有しない、個別に存在するアイテムに見えるものの、巨大なシルエットという共通項だけで互いに響き合っている。モデルのアンナ・クリーヴランド(Anna Cleveland)によるダンスを交えた動きも独特で、コレクション全体に物語性を感じさせた。
たった18体ではあったが、強烈な世界観を頭に焼き付け、不思議な余韻を残す結果となった。またパリコレクション会期中には、5月4日からNYメトロポリタン美術館で開催される回顧展「Art of the In-Between(間の技)」のプレス発表も開催され、展覧会への期待を大いに募らせた。
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