ディオール、静謐な青に込めた情熱【2017-18秋冬ウィメンズ】
PHOTO:ADRIEN DIRAND
アーティスティックディレクター、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)によるディオール(Dior)は、パリのロダン美術館を会場に、2017-18年秋冬ウィメンズコレクションショーを開催した。今シーズンは、ほとんどのルックを青と黒で統一。それは、ムッシュ・クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が、青や紺こそが唯一黒に対抗でき得る色としていたからであり、コレクション制作の出発点ともなったという。デイウエアからイヴニングウエアまで、様々なアイテムをバリエーション豊かに表現するも、そのカラーパレットにより絶妙な統一感を見せた。前シーズンではフェミニズムがテーマの一つでもあったが、今シーズンは一歩進めてノージェンダーをイメージし、性別の違いが少ないワークウエア、ユニフォームのスタイルを取り入れている。それらをシルクタフタ素材で制作してリュクスに解釈。“CHRISTIAN DIOR”や前シーズンからの“J'ADIOR”などの文字がバッグのベルトやジャケットに現れ、ストリートスタイルからの影響も垣間見せた。全ルックに合わせられたベレー帽も若々しい印象。
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