2017年9月14日 10:00
カンディンスキーやシャガールと同時代の知られざる画家、オットー・ネーベル日本初の回顧展!
東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでは10月7日から12月17日まで、スイス、ドイツで活動した画家オットー・ネーベル(Otto Nebel)日本初の回顧展「オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」が開催される。
スイス、ドイツで画家、版画家、さらには詩人としても活動するなど、マルチな才能を持ったオットー・ネーベル(1892〜1973年)。本展では、ベルンのオットー・ネーベル財団の協力のもと建築、演劇、音楽、抽象、近東など、彼が手掛けた主要なテーマに沿って、活動初期から晩年までネーベルの創作の軌跡をたどる。また1924年、ワイマールに滞在した際にバウハウスで出会い、その後長年にわたり友情を育んだパウル・クレー(Paul Klee)やワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)、そしてネーベルが影響を受けたマルク・シャガール(Marc Chagall)など同時代の画家たちの作品も併せて展示。ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立する過程を目にすることができる機会となっている。
さらに、11月5日にピアニストの林正樹による同展開催記念のサロン・コンサート「響き合う色と形」