くらし情報『モリー・ゴダードによって再定義される“かわいい”の概念【2018春夏ウィメンズ】』

モリー・ゴダードによって再定義される“かわいい”の概念【2018春夏ウィメンズ】

9月16日、モリー・ゴダード(Molly Goddard)が2018年春夏コレクションを発表した。彼女はロンドンで最も輝かしい新たな才能の一人と目されているウィメンズ・デザイナー。セントラル・セント・マーティンズ在学中の2014年にブランドを立ち上げてからわずか3年のうちに、ファッション・アワード(Fashion Awards)の若手デザイナーの登竜門ブリティッシュ・エマージング・タレント(British Emerging Talent)部門に2年連続ノミネートされて2度目に受賞を果たし、今年度のLVMHプライズのファイナリストにも選出された。おとぎの国から飛び出してきたかのような、チュールとタフタを多用したフェアリーなドレスがシグネチャー。「ピンク色でフリルのついた服だって、力強いし、かっこよくなれる。既存の“かわいい”という概念を覆せるのか、試しているの」と自身のブランドについて語った。ジーンズ、フーディ、スニーカーでスタイリングされた数々のルックは、奇妙なバランスで退廃的な美しさを持つ。それらはほぼ全て、手作業で作られるという技術の高さも、評価されている理由の一つ。

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