【ルック】フェンディが2022年秋冬クチュールコレクションを発表
フェンディは、7月7日に、2022年秋冬クチュールコレクションを発表しました。
「今シーズンは、ローマから一歩離れて、少なくともローマという都市をグローバルなコンテクストの中に置いて見たいと思いました」と、クチュールおよびウィメンズウエアのアーティスティック ディレクターを務めるキム・ジョーンズは語ります。「今回のコレクションでは、さまざまな都市、つまり京都、パリ、ローマの断片に目を向けています。
記憶のかけら、あるいは過去、現在、未来の印象といった、物事の断片的な性質がコレクション全体で繰り返し表現されています」
今シーズン、ジョーンズとイタリア ローマを代表するラグジュアリーブランド、 (フェンディ)のアトリエの職人たちはパリンプセストとしてクチュールコレクションに取り組みました。反復され、透けて見える過去の断片が現在を作り上げ未来へとさりげなく移り変わっていきます。クチュールの伝統は人間らしく、親しみやすく作り替えられ、明るく、輝きを放ち、着やすい軽やかさをまとっています。大がかりな作り込みは影をひそめ、よりソフトで、飾り気のないしなやかさと、着る人に主体性を与えるものに取って代わっています。