くらし情報『レアンドロ・エルリッヒ展をレポート! “見る”ことを疑い驚きのアート体験を』

2017年11月22日 11:30

レアンドロ・エルリッヒ展をレポート! “見る”ことを疑い驚きのアート体験を

また、本展では、30もの部屋が迷路のように設置された日本初公開の「試着室」、“鏡と対面すると自分の顔が見えるに違いない”という思い込みを利用した「美容院」、重力に逆らって建物にぶら下がったり立ったりしている様子を楽しめる参加型のインスタレーション「建物」など、鑑賞者がパフォーマーとなる目玉作品も多数公開されている。44点の展示作品のうち8割が日本初公開となり、エルリッヒのキャリアの全容を紹介する世界でも過去最大規模の個展となっている。

レアンドロ・エルリッヒ展をレポート! “見る”ことを疑い驚きのアート体験を
30もの部屋が迷路のように設置された日本初公開の「試着室」

レアンドロ・エルリッヒ展をレポート! “見る”ことを疑い驚きのアート体験を
「美容院」
「習慣や既成概念は恐ろしいほどの耐久性で、私たちがおそらく気付かないくらいに、私たちのリアル、現実認識をコントロールしている。そうした事実について、鑑賞者が作品を通じて考えるきっかけになれば良いと思っている」とエルリッヒが語る通り、本展を体験すればきっと新しい「現実(リアル)」感覚が生まれるのではないだろうか。なお、会期中は同時開催プログラムとして「MAMコレクション006:物質と境界―ハンディウィルマン・サプトラ+千葉正也」、「MAMスクリーン007:山本篤」、「MAMプロジェクト024:デイン・ミッチェル」

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