くらし情報『コム デ ギャルソン オム プリュス、「ファッションは中身が大事!」【2018春夏メンズ】』

2017年7月2日 20:00

コム デ ギャルソン オム プリュス、「ファッションは中身が大事!」【2018春夏メンズ】

コム デ ギャルソン オム プリュス2018年春夏コレクション

川久保玲によるコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)は、劇場・コンサートホールであるパリのサル・ワグラムを会場に2018年春夏コレクションを発表した。ランウェイには赤・黄・青・緑のスポットライトがめまぐるしく当たり、モデルたちはスパンコールのジャケットをまとって踊るように歩き回る。まるでクラブのような演出だったが、それはあくまでも演出であり、コレクションテーマは「中身が大事」。ファッションは軽いものではなく、深いものであるとし、本来内側にあるものも工夫して作る姿勢を見せている。そのため、タグが表に縫い付けられたジャケットや、レース地を表に、ライニングにプリンス・オブ・ウェールズチェックを用いたジャケット、色鮮やかな刺繍生地を表に、ライニングにチェックを用いたジャケットなどが登場。ライニングをデザインするという逆の発想を貫いている。スカルプチャーアーティストのモナ・ルイゾンとのコラボレーションによるソフトビニール製人形を配したジャケットは、販売を予定しないショーピースとして見せている。中身が大事としながらも、表向きは非常に華やかでデコラティブ。

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