くらし情報『テーラードで不気味なサイコパスを表現したジョン ローレンス サリバン【2018-19秋冬メンズ】』

2018年1月9日 13:00

テーラードで不気味なサイコパスを表現したジョン ローレンス サリバン【2018-19秋冬メンズ】

1月6日から8日まで、2018-19年秋冬ロンドン・メンズ・ファッションウィークが開催された。今季はJWアンダーソン(J.W.Anderson)、マーティン・ローズ(Martin Rose)、ミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)など約10ブランドが不参加となり、日程も1日短縮された。ポンド暴落で経済状況も悪化が進むイギリス。ロンドンの若手らしい活気と奇抜さでファンション業界を盛り上げられるか期待される中、ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)が開幕トップを飾った。

ロンドンでのショー開催は3度目となる。今季は米ドラマ『ツイン・ピークス(Twin Peaks)』や映画『タクシードライバー(Taxi Driver)』から着想を得て、サイコキラーやサイコパスをコンセプトに掲げた。先シーズンのドイツのカルチャーから着想を得たコレクションからストリート要素は削られ、デザイナー柳川が強みとするテイラードが際立つコレクションとなった。カウボーイブーツ、ループタイ、ヒップベルトなどアクセサリーで取り入れたウエスタン調はテイラードと相反しながらも、不気味で多面的なパーソナリティを引き出しているようだった。

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