くらし情報『造形作家・TAKAGI KAORU、『皿と血』出版記念エキシビジョンを南青山・スパイラルで開催』

造形作家・TAKAGI KAORU、『皿と血』出版記念エキシビジョンを南青山・スパイラルで開催

造形作家・TAKAGI KAORUが、自身初の書籍『皿と血』出版記念エキシビジョンを1月15日から28日まで南青山のMINA-TO/Spiralにて開催する。

造形作家・TAKAGI KAORU、『皿と血』出版記念エキシビジョンを南青山・スパイラルで開催

TAKAGIは、粘土を一生共にする素材として立体や器を制作し、器とは「受け」「与え」そして「変化させる」ために重要な道具であるという捉え方に軸を置くことで、人自身もその条件を満たす器であり、世の中には器になり得るものが物質に限らず無数に存在することを表現してきた。

初の書籍となる本著の制作は、敬愛するゲストであるサウンドアーティスト・mamoru、アーティスト・高木耕一郎、デザイナー・matohu 堀畑裕之と関口真希子、クリエイティブディレクター・岡崎純、グラフィックアーティスト・牧かほりのために皿を作るところから始まる。ゲストはその皿と2年間を共にし、「食した後の皿」から見出だした「景色」を撮影。TAKAGI自身もまたこの行為を繰り返し、その景色とともに綴られる言葉は、ゲストが新たな物語を描く源となった。留まる事無く互いを行き来し、脈々と続いていく作家とゲスト達が織りなす濃厚なコミュニケーションは陰の往復書簡とも言える。

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