くらし情報『暮らしに“しつらえた”琵琶湖を囲む工芸たち。キギのショップOFSの「around Lake Biwa」展【レポート】』

暮らしに“しつらえた”琵琶湖を囲む工芸たち。キギのショップOFSの「around Lake Biwa」展【レポート】

暮らしに“しつらえた”琵琶湖を囲む工芸たち。キギのショップOFSの「around Lake Biwa」展【レポート】


アートディレクターの植原亮輔と渡邉良重によるキギ(KIGI)が共同主催する東京・白金の住宅地の一角にあるショップ&ギャラリー、アワ フェイバリット ショップ(OUR FAVOURITE SHOP)では、滋賀のもの作りを紹介した「around Lake Biwa vol.2 〜しつらえる〜」が開催中。“しつらえる”をテーマに“食、水、祈り”という3つのシーンを、中川木工芸の木工、大與の和ろうそく、丸滋製陶の信楽焼で展開する。


暮らしに“しつらえた”琵琶湖を囲む工芸たち。キギのショップOFSの「around Lake Biwa」展【レポート】


今回で2回目となる「around Lake Biwa」展のキュレーターを務めるのは、信楽焼窯元である丸滋製陶の五代目・今井智一さん。伝統工芸といえば京都や金沢などが注目されがちだが、実は滋賀県には焼き物、木工、縮緬、和ろうそく、淡水真珠など、代々受け継がれてきた伝統工芸が数多く存在する。「ここ数年、滋賀の伝統工芸を考えるなかで、さまざまな職人とのつながりが生まれました。古の時代より琵琶湖に代表される雄大な自然に育まれた、滋賀の工芸を多くの人に伝えるためのプロジェクトです。今回は、木・火・土でしつらえた私たちの仕事を展示します」と今井さん。

“木でしつらえる”のは、中川木工芸。

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