2018年1月18日 16:00
ミリタリーをベースにマスキュランなユニフォームを考察したニール バレット【2018-19秋冬メンズ】
ニール バレット(Neil Barrett)の2018-19年秋冬コレクションが1月13日ミラノで発表された。昨シーズンからショーの会場を新しいオフィスのビルへと移し、同時に本格展開がスタートしたウィメンズも同時に発表するスタイルに変更されている。
今シーズンのテーマはユニフォーム。男性らしさをユニフォームの歴史に紐解いたコレクションで、ウィメンズもカーキをシーズンカラーとしてレーシーなインナーとマスキュランなアイテムでメンズと歩調を合わせている。
白シャツ白タイに黒のチェスターコート、細身のブラックタイにタイトな黒スーツ、ブラックナイロンコートとディオール、サンローラン、アレキサンダー・マックイーン、プラダなどに代表される90年代後半以降に誕生したアイコニックな現代のメンズスタイルを、ミリタリーというユニフォームの視点から再考察していく。
ケーブルニット、ジャカードによるニットのグラフィカルはモチーフもモノトーンで表現され、フェイクレイヤードなどの表現が姿を消して、ムートンのフライトジャケットやデッキジッパー、チュニックジャケットなど、ミリタリーを中心としたシンプルなアイテム構成。