くらし情報『ル・コルビュジエの建築を巨大模型で体感! 建築倉庫ミュージアム、リニューアル後初の展覧会』

2018年3月8日 11:00

ル・コルビュジエの建築を巨大模型で体感! 建築倉庫ミュージアム、リニューアル後初の展覧会

展示では、貴重な建築資料や模型、建築家自身の手によるオリジナルスケッチや油彩画、リトグラフなどの美術作品に加えて、写真家ホンマタカシがチャンディガールで撮影した写真や映像作品を紹介する。

ル・コルビュジエの建築を巨大模型で体感! 建築倉庫ミュージアム、リニューアル後初の展覧会
ル・コルビュジエ「牡牛 XVIII」1959年、所蔵 大成建設株式会社

チャンディガールで、民主主義とインドの気候とを総合的にモニュメント化する言語を模索していったコルビュジエ。その結果、とりわけキャピトル・コンプレックスは、初期のデザインを支配していた一元的に普遍を志向する堅苦しい幾何学から解放され、幾何学的要素とピクチャレスクな要素が混在することより複雑な総体として結実した。今回は、その主要な構成要素の一部をなす議事堂内部を巨大模型で再現する。

また、絵画を中心とした芸術作品を多く残した芸術家としても知られるコルビュジエの油彩画「牡牛 XVIII」(1959年)を展示。最晩年に制作され、彼の創作活動を対立概念間の運動として総括するリトグラフの詩画集「二つの間に」(1964年)も展示し、併せて本展のために新たに翻訳されたル・コルビュジエの詩文(田中未来訳)を紹介する。


ル・コルビュジエの建築を巨大模型で体感! 建築倉庫ミュージアム、リニューアル後初の展覧会
Takashi Homma「High Court 1」

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