世界の朝食レストラン、4月と5月はマレーシアのエスニックな朝ごはんが登場
“朝ごはんを通して世界を知る”をコンセプトに、2ヶ月ごとに変わるメニューを楽しめるカフェ「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」。東京・外苑前にある同店では、4月3日から6月3日までマレーシアの朝ごはんが登場する。
マレーシアの朝ごはん(1,500円)
熱帯の国マレーシアは典型的な多民族国家。マレー系、中華系、インド系、および先住民族が一緒に生活している。同じ国民でも宗教の決まりによって同じものを食べるのが難しいマレーシアだが、朝ごはんはバナナの葉にのった「ナシレマ」が定番。ココナッツミルクとパンダンリーフで炊いた香りの良いごはんの周りに、スパイスと一緒に鶏肉をやわらかく煮込んだ「レンダン」、唐辛子と玉ねぎをベースにした辛味のある「サンバル」、小さなイワシを揚げた「イカンビリス」に茹で卵とピーナツ、それにスライスしたきゅうりがのった定番のマレー系の料理だ。レストランから屋台まで街の様々な場所で売られていて、テイクアウト用にバナナの葉で三角に包んだナシレマも売られている。
シロップリマウ
マレーシアを特集している期間中は朝ごはんの他にも、マレーシアらしいライム入りのピンクのシロップジュース「シロップリマウ」