くらし情報『インドのものづくりを体感、イッセイ ミヤケも着目したテキスタイル「カディ」に触れる展覧会開催』

インドのものづくりを体感、イッセイ ミヤケも着目したテキスタイル「カディ」に触れる展覧会開催

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3では、4月18日から5月13日まで「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展を開催する。

インドのものづくりを体感、イッセイ ミヤケも着目したテキスタイル「カディ」に触れる展覧会開催

簡素で美しい生活様式やテキスタイルを始め、今日でも手仕事による技法や歴史、文化が色濃く継承されているインド。中でも「カディ(Khadi)」と呼ばれる綿布は、ものづくりのオートメーション化が著しい近年も、手紡ぎ、手織りによってインド各地でつくられている。

つくり手によって紡がれる一本一本の糸、多様な織り目による白の表情。その美しいテクスチャーには、インドの近代史と哲学が織り込まれており、インド国旗に糸車が配された背景には、輸入品を断ち国産の綿布に身を包む不買運動から、独立、そして明日への希望の象徴となったカディがあった。


インドのものづくりを体感、イッセイ ミヤケも着目したテキスタイル「カディ」に触れる展覧会開催
マルタン・シン インタビュー映像「In Conversation with Martand Singh: Handmade in Rajasthan project for Rajasthan with Prasad Bidapa」より
インドの文化を先導し、50年の長きにわたるテキスタイルの開拓、展示、遺産保全などの幅広い文化復興活動で知られるマルタン・シン(Martand Singh)

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