コーネリアス小山田圭吾の新曲を気鋭作家が映像化、東京ミッドタウンで「音のアーキテクチャ展」開催
東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでは、展覧会ディレクターに中村勇吾を迎え「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」を6月29日から10月14日まで開催する。
私たちが普段なにげなく親しんでいる音楽は、音色や音域、音量、リズムといった様々な要素によって緻密にデザインされた構造物(アーキテクチャ)であると言える。しかし、日常の中でその成り立ちや構造について特別に意識する機会は少ない。本展は、あるひとつの音楽をもとに空間を構築する試み。空間内のあらゆる要素が一つの音楽と関係しあい、それぞれが固有性を発揮しながら、その全てが音楽を軸に連動し、調和し続けている空間が体感できる。
会場デザインのプロセス(会場構成:Wonderwall)
展覧会ディレクターに、独自の表現により、ウェブ、インターフェース、映像の分野で高く評価されている中村勇吾を迎え、ミュージシャンの小山田圭吾(Cornelius)が音楽の構造に着目して書き下ろした新曲「AUDIO ARCHITECTURE」を、気鋭の作家たちがそれぞれの視点から解釈し、映像作品を制作。参加作家は、映像、アニメーション、ダンス、グラフィック、広告、イラストレーション、プログラミング、メディアデザインなどの領域を横断しながら、多彩な感性を持って新しい表現に取り組む9組。