森岡書店で『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』のイベント、横尾忠則が手がけたパリコレ招待状を展示
イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のデザイナーである三宅一生の仕事と人となりを記した書籍『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』(HeHe刊)の発売記念展が6月26日から7月1日まで開催される。
同書は、2016年にドイツの出版社タッシェン(TASCHEN)より出版された三宅一生の“集大成”ともいえる大型本『Issey Miyake 三宅一生』に収録された小池一子のエッセイ8章に、書き下ろしの第9章を加え、新たな読み物として昨年末に刊行されたもの。
長年にわたり日本のクリエイティブ業界を支え続けている著者の小池一子は、学生時代からの三宅一生を知る人物でもある。同書では、三宅の服づくりはもちろん、これまでに開催されたコレクションや展覧会、出版等、多岐にわたる仕事の数々を紹介。常に独自の観点で、衣服の概念を変えるものづくりを一貫して行ってきた三宅の目覚ましい活躍や作業を、特別な距離で見守り、関わってきた著者だからこその含蓄に富む文章は、三宅を中心にその時代感覚も巧妙に描き出し、ドキュメンタリーとしても興味深い作品となっている。
『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』
今回の発売記念展では、同書にも収録されている日本を代表するグラフィックデザイナー・横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状の現品を厳選して展示。