ホテル客室がギャラリーに。現代アートフェア、大阪で開催
昨年のフェアの様子。レントゲンヴェルケ(東京)
7月20日から21日の2日間、今年で11回目となる現代アートフェア「アート大阪2013(ART OSAKA 2013)」がホテルグランヴィア大阪で開催される。
同フェアは現代アート展として国内で最も長い歴史を持つ。JR大阪駅直結の同ホテルの26階を貸し切り、客室を展示スペースとして使用。今回は関西を中心に国内各地やアジア各国から集まった全52のギャラリーが出展。韓国から史上最多となる10のギャラリーが参加する他、クアラルンプールからの初参加も決定。
客室での展示に加え、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で展覧会が開催されるなど近年再評価の動きが注目される前衛美術グループ「具体」の精神性を継承する松谷武判ら4名の関西出身アーティストを紹介する展示や、日韓の15のギャラリーによる共同展示、京都市立芸術大学との産学協同事業として2009年より行われている 「京都市立芸術大学アートワークス・プロジェクト」による作品展、日仏間における若手現代美術家の相互交流プログラム「ジュヌ・ クレアシオン(Jeune Creation) in ART OSAKA 2013(仮題)」