2018年6月28日 14:00
キム・ジョーンズが魅せたクチュールメゾンのディオール【2019春夏メンズ】
PHOTO:BRETT LLOYD
今シーズンよりメンズ アーティスティック ディレクターに就任したキム・ジョーンズ(Kim Jones)率いるディオール(DIOR)のメンズ 2019サマーコレクションが6月23日、パリファッションウィークで発表された。前任アーティスティック ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)はベルルッティ(BERLUTI)に移籍している。
パリ4区のフランス共和国親衛隊兵舎で行われたコレクションは、円形会場の中央にカウズ(KAWS)の代表作であるBFFの巨大なオブジェが設置され、7万本のピンクと黒のピオニーやバラでキムのファーストコレクションを祝った。KAWSは同ブランドのアイコンである“BEE”(蜂)も今回デザインしており、ショーの招待状にも使用されたこの新しいアイコンは、今回のコレクションでも様々なアイテムに登場した。
コレクションは前シーズンまでキム・ジョーンズがアーティスティック ディレクターを務めてきたルイ・ヴィトン メンズで仕掛けてきたストリートでのバズを狙ったものではなく、ディオールのエレガンスのコードに沿った構成となった。