くらし情報『草間彌生美術館、植物モチーフと自画像の関係性を問う企画展「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」開催』

2018年7月31日 14:00

草間彌生美術館、植物モチーフと自画像の関係性を問う企画展「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」開催

草間彌生美術館にて展覧会「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」を10月4日より開催する。

草間彌生美術館、植物モチーフと自画像の関係性を問う企画展「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」開催
草間彌生ポートレート ©YAYOI KUSAMA
草間彌生は種苗業を営む旧家に生まれた。幼少期から植物に囲まれて育ち、植物は草間にとって作品の重要なモチーフであり続けている。愛すべき対象であると同時に、幻覚による恐怖を与える存在でもある植物は、草間のアイデンティティを反映してきたひとつの鏡像といえる。


草間彌生美術館、植物モチーフと自画像の関係性を問う企画展「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」開催
草間彌生「一人、花園に埋もれば」2014 アクリル・キャンバス 194×194 cm ©YAYOI KUSAMA
草間彌生美術館、植物モチーフと自画像の関係性を問う企画展「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」開催
草間彌生「自画像」1972 インク、ボールペン、パステル、コラージュ・紙 74.4×44 cm ©YAYOI KUSAMA
本展では、草間自身の鏡像ともいえる植物モチーフと、幼少期から現在にいたるまで数多く作り続けている自画像の関係性を問う。

10代の頃のスケッチや日本画の技法で描かれた初期の大作から始まり、60年代のパフォーマンス作品への発展、70年代のコラージュ作品、近作のインスタレーション作品、さらには最新の絵画群への展開と、作品の中に自己イメージを登場させ、植物的なメタモルフォーゼを繰り返しながら自己のオブセッションをいかに乗り越えてきたのか。

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