2018年11月2日 11:20
スキマスイッチが振り返る15年とこれからのこと。「体温を感じられる楽曲を作っていきたい」【INTERVIEW】
FH:では、15年経った今の音楽スタイルはどうですか?
大橋:当時は、まだテクニックが追いつかなくて、自分たちの中で表現できないことがあったけど、15年経つとテクニックも身についてきて、でもそれによって失われる部分もあって。例えば、今はうまく音の整理ができるからクオリティは上がるけど、勢いみたいなものがなくなったり。でも、昔の楽曲を聞いていると若さを感じたりして。でも、あの時こうすればよかったっていうことは一度もなく、当時はこうやってやりたかったんだよなって思います。
楽曲って僕らが作ってリリースしてお客さんの手に渡った瞬間に、多分その人たちのものになるんですよね。古い楽曲なんかはその頃聞いてた人も若かったわけで、昔の楽曲は昔の楽曲の顔があるし、だから改めて曲を聞いてみると、アノ曲作ってよかったって思います。
FH:これから15年先の夢ややってみたいことはありますか?
常田:新しいことをもっとたくさんやりたいですね。自分たち仕切りの「スキマスイッチフェス」とか! スキマスイッチは2人なので、例えば色々な人と組んだりしてもいいし、フルオーケストラやアリーナでライブをしたり、2人でしっとりカフェライブをするのもいいし...どれも主流でいたいんで、それを見て聞いてるお客さんが自分が好きなのはコレだなって選んでもらったりする感じにしたいんですよね。