清川あさみが描く現代版百人一首の原画展が京都の両⾜院で開催
アーティスト・清川あさみと、詩⼈・最果タヒが百⼈⼀⾸をテーマにタッグを組み話題となった書籍『千年後の百⼈⼀⾸』の原画展が、11⽉21⽇から12月10日まで京都の両⾜院 建仁寺⼭内にて開催される。
小野小町 ©AsamiKiyokawa
書籍『千年後の百⼈⼀⾸』(リトルモア刊)で、清川は、⽷と布とビーズを⽤い、和歌の⼀⾸⼀⾸を今のものとして情感豊かに描き出した。その原画が今回、両⾜院にて初公開される。華やかさと静寂のいりまじる紅葉の京都にて、想像をかきたてる、現代版「百⼈⼀⾸」の世界が楽しめる。なお、作品はグランマーブル祇園およびカフェ&シャンパーニュ祇園ちからにも展示される。
清川あさみは、「私が初めて京都の建仁寺・両⾜院に伺った時、建物や庭園がとても美しく、空間に⾃分の作品が並んだ光景を想像しました。⽇々の雑念から解放され、ただ⾝体の状態に向き合い、⽿を傾ける⼼地よい時間。まるで千年前の歌が聞こえてきそうな静かな時間が流れる空間をイメージしています。
秋の両⾜院という場で、庭の紅葉や匂い、歌⼈達の気配と共に、この時代に⽣きている事を肌で感じながら『千年後の百⼈⼀⾸』の世界を楽しんで頂けたら幸いです」