くらし情報『名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】』

名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】

桜餅、粽、薯蕷饅頭、最中、落雁、羊羹……、四季や風土、また伝統が織り込まれた和菓子は、日本人にとって身近な存在だ。日本の美や魅力が詰め込まれた、和菓子。その小さき日本文化のアンバサダーは、和食や日本酒とおなじように、いま欧米諸国でも注目されている。

名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】


日本を離れた地では、和菓子はどのように受け止められているのか?
美食大国であり、お菓子の国であるフランス・パリで、人々に愛される和菓子店や和菓子職人など、パリの和菓子を訪ねてみた。

パリ進出からもうすぐ40年、
街に、ひとに、愛されるTORAYA PARIS
パリで和菓子といえば、まず思い浮かぶのが「TORAYA PARIS」だ。和菓子を通して日本文化を海外に広めたいと、とらや16代目が1980年にオープン。エルメスやシャネルなど老舗メゾンが建ち並ぶサントノーレ通りと交差するサン・フロランタン通りに店を構える。「オープン時は、羊羹を石鹸と間違えたという話や、豆を甘くした小豆餡への違和感も強かったと聞いています」と支配人の市原淳子さん。


名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】

日本と変わらぬ暖簾がかかる「TORAYA PARIS」

そんな文化の違いがありつつも、美しい意匠、上品な菓銘、繊細な味わい、甘く愛らしい日本文化のアンバサダーは伝統や文化を重んじるパリの人びとの心をつかんでいく。
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