くらし情報『名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】』

2018年11月23日 17:00

名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】

1997年には、仏を代表する新聞ル・フィガロ紙の「パリのサロン・ド・テ ベスト30」で2位に選ばれるなど、和菓子とともにパリ市民に愛される存在となった。

名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】

日差しが降り注ぐ明るい店内。ひときわ大きなテーブルは通称“Yokanテーブル”

居心地のいいサロン・ド・テで味わう、パリ限定の羊羹

今では、ショコラやフルーツが入ったパリ限定菓子もならぶ。1997年にスタートした、焼きりんご羊羹やいちじく羊羹は店の定番商品へ。ほかにもショコラやキャラメルを使った羊羹、洋栗の蜜漬けやペーストが餡に入ったマロン饅頭なども。日本とフランスをほどよく調和させたパリ限定菓子は人気が高いと言う。


名店、新店、職人 パリで和菓子に出会う 【CHAPTER.1 : TORAYA PARIS】

人気のいちじく羊羹(6.0€)とマロン饅頭(6.8€)と抹茶をセットにして。(※喫茶での価格)

サロン・ド・テには、抹茶と上生菓子を楽しむムッシュやマダムなどにまじって、若い男性や女性のおひとり様の姿も多い。2015年には、建築家・田根剛氏により“和のこころを表現した”店へとリニューアル、より親しみやすい店に。自然光がたっぷりと差し込み、天井や柱から椅子やテーブルまで角がない優しい空間は、座っているだけで心地よい気分になる。

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