2018年11月28日 17:00
東京都現代美術館が3年の休館を経てリニューアル・オープン! 新たな出発を記念する2つの展覧会を開催
同時代美術の多様なあり方と伴走してきた同館のコレクションの中から、選りすぐりの作品だけでなく、図書室の創作版画誌や特別文庫など戦前からの貴重な資料も紹介する。
中園孔二《無題》2012
一方、コレクション展「MOTコレクション ただいま / はじめまして」では、戦後美術を中心に、近代から現代に至る幅広いジャンルに及ぶ、現在約5,200点の作品を収蔵する同館のコレクションから作品を紹介する。会期ごとに様々な切り口を設け、同じ作品であっても常に新たな視点から鑑賞できるよう工夫し、現代美術の持つ多様な魅力の発信に努めている同館。この3年弱に及ぶ休館中に、約300点の作品が新たに収蔵され、リニューアル・オープンを記念した今年度のコレクション展では、新収蔵作品を中心に紹介する。
その第1弾となる同展では、主に2010年代に制作された作品群に焦点を当てながら、修復後の作品のお披露目なども加え、リニューアルした展示室で作品それぞれの魅力に触れることができる。
【展覧会情報】
百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-(Weavers of Worlds - A Century of Flux in Japanese Modern / Contemporary Art -)