平成最後の渋谷桜ヶ丘を体験せよ、廃墟感溢れるアート展は屋上でYOSHIROTTENの映像をビルに投影
音楽とアートをコンプレックスして、SNSを中心に話題を集めている。
ビルに投影されるYOSHIROTTENの映像作品
荒木経惟、篠山紀信、杉本博司、森山大道などの大御所からライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)、HIROMIX、小浪次郎、蜷川実花、田島一成、北島明、レスリー・キー、柿本ケンサク、高木康広、若木信吾、ライアン・チャン(Ryan Chan)など錚々たる顔ぶれが出品している写真展は4階までの各部屋で迷路状に設営。
特に六本木アートナイトやコムアイ(水曜日のカンパネラ)とのインスタレーションなど、その覆面性を含め注目を集めているサイドコア(SIDE CORE)は、ビルの元レッスンルームを活用したクローズドの空間で映像作品を公開。グラフィティライター&スケーターのBABUを撮った作品やエブリディ・ホリディ・スクワッド(EVERYDAY HOLIDAY SQUAD)との話題作と共に、フランスのグラフィティアーティスト・リゾット(RIZOT)の作品と映像や、ビル全体に描かれたsnipe2の作品、YAIYAIとのインスタレーションなどで参加。渋谷・桜ヶ丘の磁場と共鳴するストリートとアートの接点としての作品は、今回のイベントのコアとしての役割を果たしている。