2018年12月4日 14:30
ディオール、キム・ジョーンズによる2019年プレフォール メンズ コレクションションショーを東京で初開催。会場には空山基による巨大フィギュア
を巧みにアレンジし再構築。千鳥格子のツイードは、アンティーク調の風合いになり、パンテールは水彩画調に。ディオールを象徴するバラは日本のサクラを思わせるピンク色で表現され、ディオール カラーのパールグレーと調和した。ファブリックは、メタライズ技術で加工され、全アイテムに採用している。
アクセサリーは、“カワイイ”イメージのサイズをもて遊ぶように縮小あるいは拡大され、セカンド ポシェットがチャームのようにあしらわれた。また、2002年に発表した「ストリート シック」アクセサリーシリーズより、バッグに取り外し可能な外ポケットのコンポーネントを復活。さらに、「サドル」バッグはキムのアレンジにより幾通りにも楽しめるデザインに仕上げられた。
舞台装飾を手がけた空山基とのコラボレーションでは、象徴的な女性型アンドロイドと、日本から着想を得た葉飾りをフィーチャー。「ディオール オブリーク」キャンバスにインクのようなミッドナイトブルーとサクラピンクのコントラストカラーで組み合わせた。Yoonデザインによるジュエリーは、頑丈で工業用品のようなチェーンはナットやボルトによりロボットと呼応。空山によってアレンジされたディオールのロゴは、ネックレス、リング、ブローチへと姿を変えた。