くらし情報『志賀理江子の「ヒューマン・スプリング」展、3月東京都写真美術館で開催』

2019年1月15日 11:00

志賀理江子の「ヒューマン・スプリング」展、3月東京都写真美術館で開催

東京都写真美術館で、独自のフィールドワークを元に制作する作品群で、日本国内のみならず、国際的な注目を集める現代アーティスト・志賀理江子の新作個展「ヒューマン・スプリング」が開催される。

志賀理江子の「ヒューマン・スプリング」展、3月東京都写真美術館で開催
〈ヒューマン・スプリング〉2018年 作家蔵 発色現像方式印画 ©Lieko Shiga
冬から目覚める季節の“春”、卒業や入学・入社など年度の変わり目としての“春”のほか、歴史的には「プラハの春」「アラブの春」、環境問題を提唱した『沈黙の春』、生命の尊さと残酷さを表現した「春の祭典」など、“春”はさまざまな問題をわたしたちに想起させる。そして本展覧会の会期中2019年4月30日、「平成」の元号が終わり、新たな節目を迎えることとなる。


志賀理江子の「ヒューマン・スプリング」展、3月東京都写真美術館で開催
〈ヒューマン・スプリング〉2018年 作家蔵 発色現像方式印画 ©Lieko Shiga
志賀理江子(1980年生まれ)は20年余にわたる制作活動を通じて、心や精神に影響する身体的な“春”の問題は、社会的制度や規範との関係が深く、さらには人類の歴史や環境を俯瞰するキーワードになり得ると気づいた。そして、多くの識者や同時代に生きる関係者、家族と対話を積み重ね、平成が終わる大きな節目の春に、新作を生み出す。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.