ナンが主役のイランの朝ごはん。世界の朝食レストラン「WORLD BREAKFAST ALLDAY」
“朝ごはんを通して世界を知る”をテーマに、世界各地の朝ごはんを2ヶ月ごとに特集するレストラン「ワールド・ブレックファスト・オールデイ(WORLD BREAKFAST ALLDAY)」。2月、3月の新メニューは、イランの朝ごはん。
かつてはペルシャと呼ばれ、3世紀頃から東西の文化が交わるシルクロードの中継地として栄えてきた国、イラン。日本のようにはっきりとした四季のある風土が特徴で、山岳地帯や砂漠地帯もある一方、豊かな穀倉地帯が広がっている。
イスラム教国家ゆえ、豚肉を食べないなど戒律に沿った食習慣があるイランでは、ペルシャ料理と呼ばれる独特の食文化が根付いている。食材は、生産量が世界一のサフランやローズウォーター、シナモンやディルなどが主。そして朝ごはんの主役はナン。ナンの種類もいくつかあるが、今回ワールド・ブレックファスト・オールデイが提供するのは、厚みのある「バルバリ」というもの。
それに、ハーブやニラなどの生野菜を、「パニール」という白いフレッシュチーズや生クリーム、ハチミツなどと一緒に挟んで食べる。付け合わせには、野菜とハーブがたっぷり入ったオムレツ「ククサブジ」を。
その他にも、イランの伝統的なドリンクやデザートなど、朝ごはん以外のメニューもこの機会に味わってみてほしい。