2019年2月21日 19:00
ホワイトマウンテニアリング、進化するアウトドアのミクスチャー【2019-20秋冬コレクション】
ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)の2019-20年秋冬コレクションが1月19日、パリで発表された。今シーズンのテーマは「ミューテーション」。さまざまな要素を組み合わせ、ファブリックやディテールのコンビネーションを変えることで新しいプロダクトを産み出すことを目的とした。
当日の土曜日はデモとストライキの影響で、予定されていたブランドスケジュールの変更などが相次ぎ、同ブランドも当初の予定よりスタート時間が30分早まった。「舞台裏は壮絶だった」とデザイナーの相澤陽介は明かすが、ほぼ予定通りに開場され、フロントローには話題のハイテクスニーカーがずらり並んだ。最新のスポーツアイテム、アウトドアギアを身に付けたゲストのグローバルさには、通常のアスレジャーマーケットとは違う同ブランドのポジションを感じさせられる。
アンプラグドとエレクトリックを“ミューテーション”させたシンプルなロックのフレーズに乗せ、ショーがスタート。ブランドの基本コンセプトであるアウトドアウエアからの機能性を生かしたタウンウエアというアプローチは不動ながら、多層なアイテムのレイヤードが未来的なイメージを形作っていく。