2019年5月9日 18:30
ビートルズ『ホワイトアルバム』だけを集める美術家ラザフォード・チャン【EDITOR'S BLOG】
ドイツ・ハンブルクにあるダイヒトーアハレン(Deichtorhallen Hamburg)。かつて市場として使われていた建物を改装した現代美術館で、アーチ型のガラス窓が特徴。地下鉄のシュタインシュトラーセ(Steinstraße)駅最寄り、ハンブルク中央駅やハンブルクのランドマークであるエルプフィルハーモニーも徒歩圏内だ。
ダイヒトーアハレンでは現在、マックス・ダックス(Max Dax)のキュレーションによる展覧会「HYPER! A JOURNEY INTO ART AND MUSIC」が開催されている。マックス・ダックスはドイツの音楽雑誌『Spex Magazine』『Electronic Beats Magazine』の元チーフエディター。アートと音楽が相互に与える影響を紐解く本展には、キム・ゴードン(Kim Gordon)、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)、アンドレア・グルスキー(Andreas Gursky)、ピーター・サヴィル(Peter Saville)など60以上のミュージシャン、アーティストが参加している。
1968年にリリースされたビートルズのレコード『The Beatles』(通称ホワイトアルバム)