2019年8月16日 18:10
ミュンヘンとデザインとアート。旅のすすめ、美術館「ピナコテーク」【EDITOR'S BLOG】
3月、iFというデザイン賞の取材で訪れた南ドイツ、ミュンヘン。
中世の風情ある美しき旧市街、シンデレラ城のモデルと言われる古城、雄大な自然、そんな風景を想像していたミュンヘンだったけれど、それら歴史に溶け込むように現代のデザインやアートが共存する街はとてもユニーク。
街を歩いているだけでおもろデザインに出会う。
今回は、そんな創造性に溢れたミュンヘンのコンテンポラリーな側面についてを書きたいと思う。
私の滞在期間中は、年に一度の「ミュンヘン・クリエイティブ・ビジネス・ウィーク(MCBW)」が9日間(3月9日から17日)にわたって開催中だった。街の美術館やギャラリーなどではデザインにまつわるイベントやワークショップが企画され、世界各国・国内各地から関係者が集い、地元を含むバイエルン州を始めドイツの産業や学生たちにとってもデザインとつながる重要な機会となっているようだ。
「MCBW」のカタログが美術館などで配布されていた。
MCBWの一環で、ドローグデザインの創設者の一人であるGijs Bakkerのレクチャーなども企画されていた!
さらに今年はバウハウス設立100周年という節目の年であることから、ここミュンヘンでもバウハウスの歴史を紐解く展覧会「Reflex Bauhaus」