「やりたいからやっているだけ」Mega Shinnosuke:音色が映す新時代vol.1【interview】
元号も変わり、まさに言葉通りの新時代がスタートした昨今。そんな新たな時代を築くアーティストへ、現代を生きるスタンスやマインド、音楽や社会において感じている未来への可能性について質問を投げかけるインタビュー連載が始動した。
vol.1として登場するのは、Spotifyが今年大きな飛躍を期待する新進気鋭の国内アーティスト10組「Spotify Early Noise 2019」にも選出された、若きクリエイターのMega Shinnosuke。2000年生まれ、現在18歳の彼はCDも買ったことがなく、ライブもほとんど観ないと語りながらも、洒脱なサウンドを特徴とした楽曲群は、すべてひとりで作詞・作曲・編曲を手がけている。
今回、6月5日に初の全国流通盤『HONNE』のリリースを控えるMega Shinnosukeに、その音楽活動のスタートから自身のスタンスに至るまで、様々なことを訊いた。その回答の端々から、新世代ならではの感性が垣間見れることだろう。
――Mega Shinnosukeさんは、高校生の時に先輩のバンドに誘われたことがきっかけで音楽活動を始めたそうですね。
はい。