「自分の信じた音楽を続けていく」Ghost like girlfriend:音色が映す新時代vol.2【interview】
――常田大希さんもそうですが、今作の初回限定盤にもリミキサーとしても参加しているSASUKEさん、そして先日のSpotify主催イベント「Early Noise Night」でも共演したMega Shinnosukeさんなど、年齢は違えど共に“新世代アーティスト”として語られる方たちに共通して感じる部分はありますか?
ちょうどイベントのMCでも話をしたんですが、4、5年前は高速BPMや裏打ちのビートとか、世の中のトレンドに自分のカラーをどうやって乗せるか? というフォーマットありきの作品の作り方が横行していたような気がするんです。でも、今は自分の生きがいや、自分自身のクリエイティビティーを素直に反映させた音楽を鳴らしている人たちが増えてきて。さらに、そういう人たちが自然とスポットライトを浴びる時代になってきている。自分も含めて今名前を挙げられたアーティストの方たちは、仮に10年後に「時代遅れ」と言われようとも、自分の信じた音楽を続けていく人たちなんじゃないかなと思います。
――元号も変わって、時代が新しくなる機運もありますが、今の時代に対して感じることはありますか?
僕は出身が兵庫県の淡路島で、生まれた翌年(1995年)