メゾン マルジェラ(Maison Margiela)が、「アーティザナル」Co-edコレクションのエキシビションを、11月23日から12月11日まで恵比寿のメゾン マルジェラ トウキョウにて開催する。
「アーティザナル」は、メゾン マルジェラにおいてオートクチュールを意味し、クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノ(John Galliano)が定義するクリエイションにおけるピラミッド構造の頂点に位置する。ジョン・ガリアーノが提起するアイデアや技術は、香水の原液であるパルファンがオードパルファンに、そしてオードトワレへと希釈されていくように、ウィメンズとメンズのプレタポルテを始めとするすべてのラインにろ過されていくという、ピラミッド型のデザインプロセスによって表現される。
今回の「アーティザナル」展では、2019年春夏「アーティザナル」Co-edコレクションでジョン・ガリアーノが提起した“デカダンス”という概念が、2019年秋冬「デフィレ」Co-edコレクションでさらに進化し、そのエッセンスが2020年春夏「アヴァン・プルミエール」コレクションへと浸透していく、メゾンのクリエイションの情景を描き出す。