サスティナビリティで方向を一致させる2020-21秋冬イタリアのバッグトレンド【MIPELミラノ現地レポート】
ブラッツィアリーニ(braccialini)の20/21AWコレクション
イタリア・ミラノで2月16日より4日間、国際的なバッグ見本市の第117回MIPELが開催された。イタリアのレザーブランドを中心に約300社のバッグメーカーが出展する同見本市は、新型コロナウィルスの影響で中国から国内への航空便の乗り入れ停止になり、極東アジアからの来場者が減少したが、ロシア、ウクライナからの来場者が増え、昨年2月展よりMIPELの総来場者は11%増加の結果となった。
MIPEL、MICAMが開催された会場のローフィエラ
同展が行われているローフィエラ会場では同時に靴の国際見本市MICAMも開催されたが、「いつもよりゆっくりブースで商品を見る時間が取れ、商談も落ち着いてできた」(日本のセレクトショップバイヤー)と初日に訪れたバイヤーの声もあった。
ミラノファッションウィークのサテライト、ファッションハブでは来伊できない中国人デザイナーに向けて支援のスペースを設置した
新型肺炎パンデミック直前に開催されたMIPELとMICAM、中国支援をメッセージしたMFW
MIPELの会期3日目よりスタートした2020/21年AWミラノファッションウィークは来伊できない中国のデザイナー、バイヤーに向けて「CHAINA WE ARE WITH YOU」