IDEE Galleryで幾何学的なフォルムが特徴の陶芸家 デレク・ウィルソンのセラミック作品の展示販売会を開催
作品の表面の質感、陰翳は、私の思考力と創造力を掻き立てる普遍的な要素です。陶器の形の永続性や堅固さとは対照的に、見る場所や置き方によって、オブジェに反射する光や影がうつろいながら変化していく様は、儚さや無常を表現しています。
‘Shadows provide contrast and give form to the light’
「陰翳の濃淡は、光に形を与える」
In Praise of Shadows Junichiro Tanizaki
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」
■Derek Wilson(デレク・ウィルソン)
陶芸家/コンセプチュアルアーティスト。アイルランドのデザイン&クラフト カウンシルにて陶芸のトレーニングを受けたのち、ベルファストアートスクールで学位を取得。シンプルさの追求を核に、クラフトとモダンデザインを融合させたテーブルウェアやオブジェを制作。現在もベルファストのスタジオにて活動をしており、講義やワークショップも定期的に開催。国際的にも幅広く展示を行っており、その作品は公共及び個人所蔵のコレクションに収蔵されている。
https://www.derekwilsonceramics.com
■デレク・ウィルソン 展示販売会「Forming Shadows」