現代美術家、蔡國強による花火のプロジェクト「白天花火《満天の桜が咲く日》」を実現
6月26日正午、現在、国立新美術館にてエキシビション「蔡國強 宇宙遊―〈原初火球〉から始まる」を開催中の現代美術家、蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい・こっきょう)が、 福島県いわき市の四倉海岸で白天花火《満天の桜が咲く日》 を実現させました。
Courtesy of YSL
この地域は、2011年の東日本大震災とそれに伴う津波によって壊滅的な被害を受けた場所です。この花火のプロジェクトは、蔡國強のアートへの賞賛と先進的なビジョンにインスパイアされたアンソニー・ヴァカレロが、ファッションを超える卓越したクリエイティビティをサポートするサンローランにコミッションしたプロジェクトで、いわきの「満天の桜実行会」による主催です。
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約30分間、40,000発の花火が、海と空の間の、幅400メートル、高さ120メートルの壮大な舞台に打ち上げられ、華麗なスペクタクルが繰り広げられました。本イベントは日本国内初の昼花火となり、国立新美術館で6月29日から開幕する個展「蔡國強 宇宙遊 – <原初火球>から始まる」の序幕でもあります。
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蔡は1986年12月から日本に約9年住みました。