ブシュロン銀座本店がオープン。パリ・ヴァンドーム広場26番地の歴史ある本店に次ぐ最大規模の旗艦店に
創業者フレデリック・ブシュロンがたびたびジュエリーのデザインにも取り入れたアイビー(蔦)柄が特徴的なのモザイクのフロアは、フランス人アーティストのGaspard Mahieu(ガスパール・マイユ)氏のアトリエが手掛けたものです。自然の植物を生き生きと描いたフロアは、6人の職人たちの細かな手作業によって完成しました。「銀座本店を代表する象徴的な作品として、葉の揺れ、風のそよぎ、光の動きなど、植物の生命力と躍動感を表現したいと考えました。非常に硬質で荒々しい割肌の大理石と、モザイクによる流れるような曲線が驚くようなコントラストを生み出します」とガスパール・マイユ氏は述べます。
ⒸBOUCHERON
また、1階をさらに奥に進んでいくと、植物が描かれた壁面とカラーグラデーションガラスのミラーが現れ、ミラーによって広い空間を演出。シルクの壁紙はDe Gournay(ドゥ グルネイ)にオーダーメイドしたもので、生命を吹き込まれたようなアイビーが描かれています。壁を覆うミラーをデザインしたのは、オランダ人デザイナーの Sabine Marcelis(サビーヌ・マルセリス)氏です。「非常に正確な作業を可能にする工業的なプロセスで色彩を研究しています。