陶芸から美食まで。魯山人展、パリで開催中。久兵衛、菊の井も協力
オーガンジー製の「光の家」
京都・東京の国立近代美術館や世田谷美術館など日本全国から集められた魯山人の磁器、陶器、漆、屏風などが並ぶ。91点の作品群は、日本の「間」を意識して連続で展示される。展示空間に対し斜めの導線を採用し、フレームが連続することにより日本の柱と梁が続く空間を生み出した。空間コンセプトを手掛けたのは南木隆助。
魯山人の代表作の一つ『日月椀』を中心とした約25mの曲面には、写真家の上田義彦が東尋坊の時間経過を捉えた連作写真『エムシー(M-sea)』が並べられ、視覚と歩く感覚の両方で「時間の変化」を訴えることを企図。また、魯山人の美食家・料理人としての一面を伝えるために、「京都菊の井」「銀座久兵衛」など日本の著名店と協力して映像を制作。カウンターやテーブルを設けたオーガンジー製の「光の家」の中に店の卓上の様子を再現した体験型インスタレーションを設けた。
最終日の18時半からは、菊の井主人・村田吉弘とピエール・ガニェールによるトークセッション「料理における美と感動」を予定。ギメ博物館内の書店やフランス国立美術館連合の書店では、日経ナショナルジオグラフィックによる特別カタログ(フランス語版)も販売される。
【イベント情報】
「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」
会場:フランス国立ギメ美術館特別展示室
住所:パリ16区イエナ広場6
会期:9月9日まで
時間:10:00から18:00
休館日:火曜日
入場料:8ユーロ
「京都菊の井」「銀座久兵衛」などと協力して製作した映像がカウンターに投影される
オーガンジー製の「光の家」
「京都菊の井」「銀座久兵衛」などと協力して製作した映像がテーブルに投影される
上田義彦が東尋坊の時間経過を捉えた連作写真『エムシー(M-sea)』
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