くらし情報『「サーフボード」で日本の伝統を伝える。LA在住のIWANAMI TOMOYUKI氏が伊勢丹メンズ館で個展を開催』

2020年7月7日 10:00

「サーフボード」で日本の伝統を伝える。LA在住のIWANAMI TOMOYUKI氏が伊勢丹メンズ館で個展を開催

7月11月から伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ「ART UP(アートアップ)」では、LAに拠点を置き、世界を舞台に活躍するクリエイターIWANAMI TOMOYUKI氏による作品展「BETWEEN LAYERS」を開催する。会期は同28日まで。

「サーフボード」で日本の伝統を伝える。LA在住のIWANAMI TOMOYUKI氏が伊勢丹メンズ館で個展を開催

アメリカ・ニューヨークに生まれ、高校、大学時代を東京で過ごしたのち、現在はロサンゼルスとニューヨーク間を行き来しながら幅広いクリエイティブを手掛けているIWANAMI氏。日系アメリカ人として育った同氏は、日米の架け橋となることを志し、日本の伝統工芸や手法を取り入れた作品を発表しながら日本ならではの文化を海外に発信しているクリエイターだ。


「サーフボード」で日本の伝統を伝える。LA在住のIWANAMI TOMOYUKI氏が伊勢丹メンズ館で個展を開催
左から71万5,000円、71万5,000円、154万円、154万円

同氏の代表作のひとつである「サーフボード」は、カリフォルニアらしいアイテムに日本の伝統的な素材や技法を掛け合わせたアート作品。通常、サーフボードの製造工程にはグラッシングというファイバーグラスと樹脂を重ねる工程があるが、同氏の作品では樹脂を何層にも重ねて塗ったり、間に金箔や薔薇の花を挟み込むなど、一見するとサーフボードと結びつかないような手法や素材を見事に融合させているのが特徴だ。

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