くらし情報『糸井重里×松浦弥太郎×西田善太が語る“手で書くこと”の面白さ』

2013年9月4日 18:00

糸井重里×松浦弥太郎×西田善太が語る“手で書くこと”の面白さ

手書きだと、例えば『あの娘が好きだ』と書く時、ちょっと恥ずかしいからと小さな文字にすることもできる。パソコン画面でドーンと出てくると気恥ずかしくなってしまうけど、手書きだとうまく照れることもできるので」と笑う。140冊以上の企画を編集長として手掛けてきた西田氏は「手書きの文字は、そこに込められた情報量が凄く多い。原稿に手書きで入れた修正を見直すと、自分の感情や気持ちまで分かりますね。ああ、俺は怒っているなとか。昔ね、コピーライターの時代に、コピーをワープロで書いていたら、上司にコピーは『手で書きなさい』と言われて。頭だけでなく体を使ってコピーを書けということなんだな、と感じたことを覚えています」と話す。自らのエピソードをもとに、感情や気持ちを素直に出せる手書きの魅力や面白さが語られた。


ロフトの手帳売り上げランキングでも9年連続1位を獲得している「ほぼ日手帳」。人気の理由について「日記や手帳、メモなど手で書くものにジャンルがあるとすれば、『ほぼ日手帳』は、そのすべてをぶっと飛ばしたものだと考えています。日記ほど自分に対して裸になる必要はなく、でもスケジュールだけをひたすら書く無味なものでもない」

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