エルメの妻バーバラ・リール、ヴィアバス代官山に限定出店
バーバラ・リールの夫ピエール・エルメによるケーキ
——アジア各国を回られての来日ですね。
今回、DFSと契約をしたばかりなんです。
世界各国の空港にコーナーを設けることになるでしょう。私のコレクションは、「旅」がテーマ。旅の幸せ、楽しさを表現しているものなので、空港という場所にはぴったりなんです。
――もともとファッションデザイナーとしてのキャリアがありながらバッグを作ろうと思ったのは?
とにかく旅が大好きで、旅をしていると本当に幸福を感じるのです。ですから、旅と関係のあるものを作りたい、それにはバッグだ、ということになったわけです。アクセサリーやバッグというのはファッションに比べてけっこう自由な世界で、可能性がたくさんあります。つまり発想に応じていろいろなものをいろいろな方法で作ることができるわけです。
デザイナーとしては、女の子の絵を描いたりするわけですが、その後、ショップの世界観を形作るために、什器のデザインや女の子をモチーフにしたショップディスプレイ用のボードを作ったりしています。
――コレクションの幅が広がりましたね。今シーズンのテーマは?
いくつかあるんですが、ワンちゃんを散歩させるように、ペットを抱っこするようにバッグを持つというのがテーマの一つです。バッグを持つのって、犬を抱っこするような感覚と似ているでしょう?そんな風に、バッグを自分のペットみたいに抱っこして旅行に連れて行くシーンをイメージしています。
――バッグを製作する上でのこだわりは?
作り方というよりも作る場所、つまりフランス国内で作るということにこだわっています。私には、パリでのファッションデザイナーとしての長年の経験があり、様々な技法を知っているつもりですが、やはりフランス国内で作る方がその技法を活かすことができます。もう一つ、パリやフランスで出合う食べ物からインスピレーションを受けることもありますし、カラーリングやディテールのデザインなどには、建築、コンテンポラリーアートから影響を受けているものもありますね。
――日本は何回目ですか?
ええと、20回目くらい!(笑)。日本が大好きなんです。
非常に創造性の豊かな国だと思います。日本人は遊びが好きで、明るいし、クリエーティブなものが好きだから、私と相性が良いんです。特に日本の女性はクリエーティビティーに対して非常にオープンという印象を受けますね。
――これから世界中にどんどんショップが広がりますね。
シンガポールや韓国などの主要なショップでコーナーを持つことになっていますし、日本でも、コーナーで展開していきたいと思います。
バーバラ・リール
ピエール・エルメのマカロンも用意された
バーバラ・リールのバッグディスプレイ
バッグが掛けられる什器もバーバラがデザイン
提供元の記事
関連リンク
-
寝袋「Nuuca Sleep」シリーズが全世界のクラウドファンディングプラットフォームを対象とした調査により過去に実施されたすべての寝袋プロジェクトの中で世界で最も売れた寝袋に
-
新しい年の始まりを、快適な見え方で。“見え方”にこだわる〈オグラ眼鏡店・こどもメガネアンファン〉2026年 初売りキャンペーン 1/1から開催
-
new
『サタプラ』メンバー、年末に箱根旅&集合ショット アンタッチャブル、アンミカ、正門良規・清水麻椰アナ…SPゲストも登場
-
new
「あなた意地悪ねぇ〜」義母のストレートな物言いにモヤる…っていうかこれって嫁いびりだよね?
-
大人気「スヌーピー」デザインのSwitch2用ポーチが新登場!周辺機器もまとめて収納できる便利ポケット付き!