大手町オーテモリのHUGE新スパニッシュはエルブジ仕込みの魚介食堂
壁面には缶詰がディスプレイされる
2日オープンした新商業施設「オーテモリ(OOTEMORI)」にヒュージ(HUGE)が、新しいブランドとなるレストラン「ラ・ペスケーラ-マリスケリア-(La Pesquera -MARISQUERIA-)」を開店した。
地下2階の飲食フロアでは最大の323平米という面積、総138席で展開されるのはスペイン・アンダルシア地方にあるマリスケリアをイメージしたスペイン魚介食堂。同社はこれまでスパニッシュイタリアンのコンセプトレストラン「リゴレット(RIGOLETTO)」を展開してきたが、今回はスペイン色のより強いバスク地方、アンダルシア地方の海沿いの料理を、三陸や四国から直送の魚介類で提案。亀の手やココチャと呼ばれる鱈のあごなど、珍しい食材も使い、カニやエビ、貝などのブランチャ(鉄板料理)やアロス(米料理)に仕上げていく。
また、今回の料理人にはエルブジのフェラン・アドレアの元で修行を積んだ同社のDAZZLE銀座の角知憲氏がディレクターで参加。モダンスパニッシュ、カジュアルなタパスも魅力。
「はじめこの大手町タワーの話を聞いたときは丸の内で2店舗展開する弊社としては、ピンとこなかったが、詳細を知るうちに是非ともこの大手町という“東京のへそ”でやりたくなった。