【ルック】ディオールがマリア・グラツィア・キウリによる2025年春夏オートクチュール コレクションを発表
ディオールがマリア・グラツィア・キウリによる2025年春夏オートクチュール コレクションをパリのロダン美術館で発表しました。

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マリア・グラツィア・キウリが手掛ける2025年春夏 オートクチュール コレクションは、テイラリングの記憶、特に過去数世紀の創造性に関する本質的なテーマを再認識し、時間の秩序を覆し、過去でも未来でもない、ファッションそのもの、さらにファッションに付随する変容の概念に属する次元へと私たちを連れ戻す機会となります。マリア・グラツィア・キウリは、この時間のパラドックスの中で自由自在に動き回ります。『鏡の国のアリス』を思わせる、まるでオートクチュールのアトリエを埋め尽くす鏡が、絶え間なく変化する意味によって支配されるもう一つの現実へ入り込むことを可能にするかのようです。

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この現実は、驚きや反骨精神を決して忘れることなく、このファッションの夢を叶えるだけでなく、フォルムや感情を変容させる力を持ちます。マリア・グラツィア・キウリは今回特に、1958年に若きイヴ・サン=ローランがディオールのために生み出した「トラペーズ」ラインからインスピレーションを得ました。