英ハイファッション50年の歴史を辿る「ベルヴィル・サスーン」展がロンドンで開催中
1990年代のイブニングドレス
ロンドンのファッション&テキスタイル博物館(Fashion and Textile Museum)で、イギリスを代表するハイファッションブランド「ベルヴィル・サスーン(Bellville Sassoon)」の50年の歩みを辿る展覧会「The Glamour of Bellville Sassoon」が開催されている。1月11日まで。
同博物館は、ローマ時代より皮なめし業や毛織物業などのファッション産業が盛んだった、バーモンジー・ストリート(Bermondsey Street)に位置。英ファッションデザイナーのザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)によって創設され、現代イギリスのファッション、テキスタイル、ジュエリーに特化した企画展を開催してきた。今年で開館10年目を迎える。
ベルヴィル・サスーンは、ベリンダ・ベルヴィル(Belinda Bellville)とデザイナーのデイヴィッド・サスーン(David Sassoon)が1953年にロンドンで創業。ハイソサエティーの若い女性のためのオートクチュールブランドとして、舞踏会、サロン、ウエディングといった特別なシーンのためのドレスを中心に展開した。