NARSジェームズ・ベーマー2/2--ファッション・アートは共通言語【INTERVIEW】
「Naeem Khan」14SSコレクションショーのバックステージでメイクを手掛けるジェームズ・ベーマー氏
2/2より続く。
――コスメの店頭にはたくさんの色や商品があって、どれを選べばいいか迷ってしまいます。
メイクアップイベントやカウンターに行ったら、いつものイメージとは真逆のメイク、新しいカラーのアイシャドーやリップを試してみると、素晴らしい発見があるかもしれない。タトゥーや整形とは違い、メイクは気に入らなければ何度でもやり直せるから、どんどんチャレンジして、自分らしさを追求してみて。
――今年のナーズのホリデーコレクションも、色鮮やかなアイテムがそろいましたね。
美しい色達でしょう。マットなホットピンクのブラッシュ「4046」は、しっかり発色させることも、柔らかい印象を演出することもできる。限定フォーミュラのアイシャドーでは、特にメタリックブラックの「2088」と明るいオーキッドの「2087」が気に入っている。
まつげのキワにのせて、黒などスモーキーなアイライナーを合わせると目元の印象が強って、日本人女性のダークな瞳の色も美しく際立たせるんだ。リップスティックは、トレンドでもあるオレンジレッドの「9601」